2010-01-01から1年間の記事一覧

自殺防止へ、うつ病患者支援 厚労省、ビジョン策定へ

年間3万人を超える自殺者対策として、長妻昭厚生労働相は3日、うつ病など精神疾患がある患者への支援策などを盛り込む「精神保健医療のビジョン」を年内に取りまとめる考えを明らかにした。そのうえで、「来年度予算でも一定のものは反映できるようにした…

睡眠障害の自殺危険28倍、飲酒3倍…厚労省調査

睡眠障害や飲酒行動に問題がある人は、自殺する危険性が通常よりそれぞれ28倍、3倍も高いことが、厚生労働省研究班(研究代表者=加我牧子・国立精神・神経センター精神保健研究所長)の調査で明らかになった。 研究班は2007年12月〜09年12月、…

NEC元部長の過労自殺認定=「過重業務でうつ病」−東京地裁

NEC(東京都港区)の元部長=当時(52)=が自殺したのは過重な業務で発症したうつ病が原因として、妻(54)が国に労災認定を求めた訴訟の判決で、東京地裁は11日、遺族補償年金を不支給とした三田労働基準監督署の処分を取り消し、労災と認定した。 青野洋…

教員自殺を公務災害認定=新任2カ月、支援不十分−東京

2006年6月に新任2カ月で自殺した東京都新宿区立小学校の女性教員=当時(23)=について、地方公務員災害補償基金東京都支部審査会が公務災害を認めたことが5日、分かった。審査会は、学校側の支援が不十分で強度の精神的ストレスが重なったと判断…

[メンタルヘルス情報]自殺 対策強化月間スタート、福島氏ら駅前でキャンペーン

自殺対策強化月間が始まった1日朝、福島瑞穂内閣府特命担当相らが東京都港区のJR新橋駅前で、通勤途中のサラリーマンらに向けた街頭キャンペーンを実施した。 年間3万人を超える自殺者は年度末の3月が最も多く、自殺者の約4割が40〜60代男性である…

[メンタルヘルス情報]教員「心の病」で休職急増…横浜市

横浜市の田村幸久教育長は25日の市議会本会議で、うつ病などの精神性疾患が原因で休職している市立校の教員が4年で倍増したことを明らかにした。 新年度から市立校40校に出張カウンセラーを派遣したいとしている。 市教委によると、精神性疾患で休職し…

「日本教育」2010年2月号(№387)に掲載されました

「日本教育」2010年2月号(№387)に、弊社が東京都教職員互助会三楽病院、日本教育会のご協力を得て、2008年にまとめました文部科学省委託のプログラム「教員のメンタルヘルス対策および効果測定」についての記事が掲載されました。

自殺・うつ対策PT 3月に中間対策案

自殺の背景に鬱(うつ)病など精神疾患が増えていることを受けて、厚生労働省は21日、省内の関係部局などによる「自殺・うつ病等対策プロジェクトチーム(PT)」を設置し、初会合を開いた。会合で長妻昭厚労相は「日本は先進国の中でも若年層の自殺が多…

上海印象−1

この年末年始を上海で過ごした。上海には7、8年前に行って以来である。 初めて上海に行ったのは、さらにその15、6年前のことで、私が33歳の時だった。中国には都合15回くらい行っているが、大半は遊び、物見遊山で、毎回面白い経験をしたがそれは措く。 この…

「うつ百万人」陰に新薬?販売高と患者数比例

うつ病患者が100万人を超え、この10年間で2・4倍に急増している。不況などの影響はもちろんだが、新規抗うつ薬の登場との関係を指摘する声も強い。安易な診断や処方を見直す動きも出つつある。 東京の大手事務機器メーカーでは、約1万2000人いる…

病気休職教員、08年度最多8578人 精神疾患が6割

2008年度に病気のため休職した全国の公立学校の教職員は8578人と前年度より509人増え、過去最多を更新したことが25日、文部科学省の調査でわかった。このうち、うつ病や適応障害といった精神疾患は5400人で、前年度比405人増とこちらも…