2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

御茶の水橋を駆け抜けた頃

御茶の水橋から水道橋方面を眺めると、さすがに晩秋を過ぎて初冬の景色である。神田川の両岸を覆う緑の蔦は、夏の勢いも無く寒々しい。本郷側の木々の葉は黄や赤に染まり、はらはらと散り始めている。いずれすべて落葉するだろう。 橋を渡り、医科歯科大学の…

提訴:「自殺原因はパワハラ」 妻らが大東建託を−−地裁 /静岡

夫が自殺したのは、工事代金の超過分の負担を勤務先の会社から強要されて追いつめられたためだとして、妻ら遺族が24日、大東建託(東京都港区)を相手取り、慰謝料4000万円を求める損害賠償訴訟を静岡地裁に起こした。 訴状によると、焼津市在住で大東…

格差社会高まるストレス、高所得層も死亡率増

社会の所得格差が大きくなると、貧困層だけでなく中間層や高所得層でも死亡する危険性が高まることが、山梨大の近藤尚己助教らの大規模なデータ分析で分かった。 社会のきずなが薄れ、ストレスが高まるのが原因らしい。英医師会誌に発表した。 社会の格差が…

乱射再発防止へ、米軍がカウンセリング徹底検討

ゲーツ米国防長官は19日、ワシントンの国防総省での記者会見で、テキサス州フォートフッド陸軍基地の乱射事件を受け、組織内で問題を起こしかねない兵士を特定するプログラムや、兵士へのカウンセリングの見直しや徹底を検討すると発表した。 ウエスト元陸…

「神は細部に宿る」

ある朝、我が社の壁に「神は細部に宿る God is in the details」という張り紙がしてあるのに気づいた。どれほどの社員が気づいたかは知らないが、面白い言葉を貼るものである。まさに神は「細部」に宿る。この世の中、「細部ですべてが決まる」のである。こ…

過労死、企業名開示を=国相手に初の提訴−大阪地裁

夫を過労自殺で亡くした京都市の女性が18日、国を相手に、過労死などで労災認定を受けた人の勤務先企業名を開示するよう求める訴訟を大阪地裁に起こした。弁護団によると、過労死をめぐり企業名の開示を求める訴訟は初めて。 訴えたのは「全国過労死を考える…

子どもの自殺、08年は過去最多に 自殺白書

鳩山内閣は17日、「09年版自殺対策白書」を閣議決定した。08年中の自殺者は3万2249人で前年より844人減ったが、学生・生徒(小学生を含む)は99人増え、統計をとり始めた78年以降最多の972人となった。学生・生徒の自殺は03年以降、…

鬱病休職の教職員に年間60億円の給与を支給 都教委が対策に本腰

東京都の公立学校教職員のうち、精神系疾患で病気休暇を取得したり休職している教職員に支給されている給与が年間で総額約60億円に上ることが5日、都教育委員会の調査で分かった。精神系疾患による休職者は全体の約7割に上り、全国平均を上回るペースで…

<教員>試用期間のうちに退任315人…08年度、過去最多

1年の「試用期間」のうちに、教壇を去った公立学校の新人教員が08年度は過去最多の315人(前年度比14人増)に上ったことが、文部科学省の調査で分かった。うち約3割の88人は精神疾患を理由に退職していた。文科省は「イメージと現実とのギャップで…

不当配転で自殺、労災求め提訴=旧J−フォン社員妻−名古屋地裁

旧J−フォン(現ソフトバンクモバイル)の社員だった小出堯さん=当時(56)=がうつ病にかかり自殺したのは、不当な配置転換などが原因として、名古屋市に住む妻典子さん(61)が2日、国を相手に、労災認定を求める訴訟を名古屋地裁に起こした。 訴状による…

市職員のメンタルヘルス対策で指針策定/相模原市

相模原市はメンタルヘルス対策に重点を置いた職員健康管理指針を新たに策定した。病気休業職員が増加傾向にある中、2010年4月の政令市指定都市移行に備え、市民サービスの向上を図るために、まず職員の心と体の健康維持を目指す。 市職員厚生課によると…