2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

就業率8割・休暇取得率は7割…20年目標

政府と労働、経済界が雇用情勢について協議する「雇用戦略対話」の作業部会が19日、内閣府で開かれ、2020年までに達成を目指す雇用関係の目標値を決定した。 20〜64歳の就業率を74・6%(09年)から80%に、フリーターを約178万人(09年)から124万人に、年…

うつ病チェック、健診で…来年度から実施へ

政府は職場でのストレスなどを原因としたうつ病など精神疾患の広がりに対処するため、企業や事業所が実施する健康診断に精神疾患を早期に発見するための項目を盛り込む方針を固めた。 また、企業などのメンタルヘルス(精神衛生)対策を指導する国の専門職員…

3月の自殺者2898人=前年同月比7カ月連続減−警察

全国の3月の自殺者は、前年同月比で205人少ない2898人だったことが16日、警察庁のまとめ(暫定値)で分かった。昨年9月以降、7カ月連続で減少した。 例年、3月は自殺者が増える傾向にあるといい、2月と比べると483人増加した。 今年1月からの累計は7815人と…

生活保護受ける人の自殺率、平均の2倍以上 厚労省調査

生活保護を受けている人の自殺率が、2009年は10万人当たり62.4人と、全国平均の2倍を超えることが9日、厚生労働省の調査で明らかになった。生活保護受給者の自殺率を出したのは初めて。うつ病など精神疾患がある人の割合が高いことが背景にある…

自殺直後から原因調査を 学校の不適切対応回避へ

文部科学省の専門家会議は8日までに、児童生徒が自殺した場合の学校の対応方法を示した初めてのマニュアルを作成した。教職員で対応チームを作ることや、原因究明のため発生直後から背景調査に着手することなどを提案している。 近く全国の教育委員会や小中…

自殺防止へ、うつ病患者支援 厚労省、ビジョン策定へ

年間3万人を超える自殺者対策として、長妻昭厚生労働相は3日、うつ病など精神疾患がある患者への支援策などを盛り込む「精神保健医療のビジョン」を年内に取りまとめる考えを明らかにした。そのうえで、「来年度予算でも一定のものは反映できるようにした…