2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

市係長の自殺はパワハラが原因…公務災害と認定

島根県浜田市の元男性係長(当時50歳)が自殺したのは職場内のパワーハラスメントが原因として、遺族が公務災害認定を求めたのに対し、地方公務員災害補償基金県支部が「公務災害」として認定したことが16日、わかった。 市は「重く受け止め、再発防止に…

職場で医師がストレス診断、面接は事業者に伝えず

厚生労働省の「職場におけるメンタルヘルス対策検討会」は7日、ストレスをはじめとする労働者の抱える心の健康の不調を、医師が確認できる機会を職場で作るなどとした報告書をとりまとめた。 報告書では、労働者のプライバシー保護や、メンタルヘルス対策の…

自殺、うつ病の損失2.7兆円=09年推計―政府、作業部会を設置

自殺やうつ病に起因する経済的損失が、2009年の1年間で2兆6782億円に上ることが7日、国立社会保障・人口問題研究所の推計で分かった。自殺やうつ病がなくなれば、今年の国内総生産(GDP)を1兆6570億円引き上げる効果もあるとしている。 政府の自殺総合対策…

「責任ある地位で心理的負担」 自殺した社員の労災認定

うつ病で8年前に自殺した川崎重工業(本社・神戸市)の男性社員(当時55)の妻(63)が、自殺を労災と認めないのは不当だとして、遺族補償年金などの不支給処分の取り消しを求めた訴訟の判決が3日、神戸地裁であった。矢尾和子裁判長は「社内で置かれ…